広島県公立高校入試制度
広島県の公立高校の選抜方式は3種類あります。調査書・面接・小論文で合否が決まる「選抜Ⅰ」と主要5科目の学力検査・調査書で合否が決まる「選抜Ⅱ」と広島県内の公立・私立・国立高校に合格していない生徒を対象に一般試験までに合格者が定員に満たなかった高校で実施される「選抜Ⅲ」があります。
「選抜Ⅰ」と「選抜Ⅱ」の合否においては内申点が大きなウェイトを占めています。内申点は学期ごとに出せれる3年間の評定が反映されたものです。受験ギリギリになって勉強に取り組みだしても、全体的な点数の底上げは簡単にはいきません。また、勉強の始める時期によっては、せっかくの努力が内申点の向上に結び付かないこともあります。したがって、内申点をあげるためには早い時期から勉強に取り組み一回一回の定期試験で確実に点数を取ることが重要です。
学力検査の内容
5科目250点÷2=125点満点
数学・英語・国語・理科・社会の5科目(各50点満点)計250点
内申点の求め方
195点×130÷195=130点満点
1年間の内申点の合計は主要5科目25点+実技科目40点=65点 65点×3年間=195点満点 これを130点満点に換算
自校作成問題
自校作成問題とは、広島県の公立高校共通とは別に、それぞれの高校で作成し実施するオリジナルの学力検査問題のことです。誠之館高校は、数学では学力検査問題を全て自校作成問題に差し替え、英語では学力検査問題に一部自校作成問題を追加する形式をとっています。