「文法を暗記したら長文が読めるようになる」
「長文をいっぱい読めば、読めるようになる」
残念ながら、これらの方法で勉強をしても長文が読めるようにはなりません。
長文を読めるようにするコツは「文法問題を解くための英文法」と「長文を読むための英文法」に分けて勉強することです。長文を読むために必要な単元に集中することで、短期間で長文が読めるようになります。
文法が身についたら早速文章を読んでいきます。
習得した文法を再確認し、品詞や五文型などといった『文法の知識』を『実際の英文』でどのように使われているかを理解します。入門レベルの長文を読むことに慣れてきたら、どんどん読む文章のレベルを上げていきます。難しい文は品詞や文法に分けて細かく訳していく『構文解析』や『品詞分解』を行いながら、最終的には入試レベルの英文が読めるようになるまで鍛え上げます。

「英語でこう言いたいんだけど、何て表現すれば良いのか分からない…」
それは英作文を書くうえで最低限の「文章パターン」や「英語の表現」を覚えていないことが原因です。そして、それらを定着させることが英作文の習得の第一歩です。
“英作文は、本来「英借文」である。”
これは、よく言い習わされているフレーズですが、“英作文は覚えた「文章パターン」や「英語の表現」を借りてきてそれを組み立てる”という意味であり、英作文の本質を突いたことであると思います。
以前に学んだ文法を駆使して、まずは簡単な短い文章から「英文を作る」ことを練習していきます。ここで多くの生徒が分かっていない最低限の「文章パターン」や「英語の表現」を理解していきます。次の段階では要約文・感想文に加えて、社会問題等について自分の意見を英語で書いてもらいます。書ける英文の種類を増やしていくと同時に、自分の意見を論理的に考え、構築する「論理的思考力」を鍛えます。

１．模試の成績の向上

模試での長文読解の配点はかなり高いので、長文読解の力が上がることで模試の点数がかなり上がります。長文読解の力をいったん身に付けたら、常に安定した高得点が見込めます。

２．文法の学習へのフィードバック

英作文の学習を通して語法の知識はかなり深まっていきます。昨今の文法問題には語法に関する問題が多いため、自ずと文法問題の点数があがり、英語全体の成績上昇につながります。

ここまで読んでくださった方には、長文読解・英作文の重要性についてご理解いただけたと思います。

では、具体的にどうすれば長文読解・英作文の成績が上がるのでしょうか？

慶進塾では、長文読解の手順の一部を記した小冊子をお問い合わせの方に差し上げています。

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